良BGMの放置ゲームアプリ『からっぽのいえ』クリア後のネタバレも含めてレビュー

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「ところにょり」さんの4作目となる放置ゲーム

(画像はGooglePlayのゲームページ)

今回レビューするのは『からっぽのいえ』

心にじーんと響く良作ゲームを配信していることで人気の「ところにょり」さんの4作目となる放置ゲームです。

 

タイトルからして切なそうな印象ですが…。

どのようなゲームになっているのか、さっそく見ていきましょう(‘ω’)ノ

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基本的なゲームの流れ

「からっぽのいえ」のストーリー

(画像はゲーム本編より)

OP画面がこちらです。

物語としては

  • 機械が誰もいない家を守っている
  • 家を増強するためには、機械の記憶データを犠牲にする必要がある

というのが基本情報となります。

 

ここで浮かぶ疑問は

  • なぜ機械は誰もいない家を守っているのか
  • 家には元々誰がいたのか
  • この家には誰かが帰ってくるのか、来ないのか
  • 機械の記憶データには何が入っているのか

などなどでしょうか。

 

これらの疑問の答えは、ゲームを進めていくうちに明らかになっていきます。

既に切ない雰囲気しかありませんね…。

ゲームの基本操作

(画像はゲーム本編より)

こちらがゲーム画面です。

 

まず赤い四角で囲んだキャラクターが、今回の物語の主人公であるロボット「RJ6388265」、通称「あるじぇ」です。

「あるじぇ」はミサイルを放ち、青い四角で囲んだ敵を撃ち落としていきます。

黄色の枠は、あるじぇが一度に撃てるミサイルの数

水色の枠は左が現在撃破した敵の数、右が次の物語に進むために撃破しなくてはならない敵の数です。

 

敵をなぞるorタップすると、その敵に向けてミサイルが飛んでいき撃墜します。

敵は一定数減らすか、時間経過で再度現れるのでどんどん敵を倒していきましょう。

「ゲームオーバー」と言う概念はなく、ゲームを閉じている間でもゆっくりではありますが「あるじぇ」が自動で敵を倒してくれます。

 

一定数の敵を倒すと「あるじぇ」をタップできるようになり、「あるじぇ」が大切にしていた記憶を読むことができるようになります。

フィーバーモード

(画像はゲーム本編より)

画面中央の電波マークをタップすると、30秒間敵がものすごいスピードで沸いてきます。

「あるじぇ」のミサイルも普段より素早く撃てるようになるので、この時間内に多くの敵を倒して撃墜数を増やしましょう。

 

フィーバーモードを1度使うと、次に使えるようになるまでには10分かかります。

フィーバーモード終了後、10秒以内に広告を見ることでフィーバーモードを再び始めることができます。

「あるじぇ」の記憶を読むストーリーモード

(画像はゲーム本編より)

一定数の敵を倒すごとに、「あるじぇ」の記憶を知ることができるストーリーモードが開きます。

ストーリーモードが開けるようになると「あるじぇ」から信号のようなものが出るので見逃さないようにしましょう。

 

ストーリーモードでは、「あるじぇ」が家を守る理由やそこに住んでいた人たちの話、そして「あるじぇ」の中にいる人間の感覚を兼ね備えたOSである「わたし」の物語が展開していきます。

「わたし」の目線から語られる物語は、時に優しく時に切なく、ひき込まれるような世界観を持っています。

 

黄色い枠で囲んだ部分はまだ残されている「あるじぇ」の記憶、青い枠で囲んだ部分は…。

次で説明します。

家のアップデートと記憶の削除

(画像はゲーム本編より)

ストーリーモードで「あるじぇ」の記憶を読み終わるごとに、「家をアップデートしますか?」というメッセージが表示されます。

強さを増していく敵から家を守るためには、家を増強しなければならないのです。

(画像はゲーム本編より)

しかし、システムをアップデートするには「あるじぇ」の容量が不足しており、代償として「あるじぇ」は記憶データを少しずつ消していくことに…。

記憶データは消えるとすべて0と1の信号に変わってしまい、もう2度と読めなくなってしまいます。

 

システムのアップデートを優先するか、記憶の保持を優先するか…。

全てはあなたの選択にかかっているのです。

『からっぽのいえ』の評価

よかった点

独特の完成された世界観

(画像はゲーム本編より)

グラフィック、音楽、そして物語が「ところにょり」感満載でぐっときます。

シンプルなピアノの曲に、冷たいようなあたたかいような配色の画面。

淡々と画面をなぞるだけの最低限の操作、そしてひらがなのみで静かに語られる物語。

 

ゲームでありながら、ずっとプレイ画面を開いていても作業ができるような穏やかな雰囲気をもつこの作品。

どちらかと言うとゲームより美術作品に近いような印象があります。

 

「死ぬということは、明日したかったことがもう永遠にできないということだ」

というたった一つの文が、じんわりと心に残っています。

さくさくと進むテンポの良さ

放置ゲームと言いつつ、広告をうまく使えばフィーバーモードを繰り返すことができます。

また、放置している間も撃墜数は増えるため、しばらく経ってから開けばすぐに物語が読めるというお手軽さも個人的に好感度が高かったです。

 

このゲームのメインは物語だと思うので、物語を読むテンポとしてはほぼストレスなく遊ぶことができました。

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惜しかった点(※思い切りネタバレあります)

こちらの部分には物語のエンディングに関するネタバレを含みます。

未プレイの方は閲覧に注意してください。

物語の最後

物語のエンディングが「終わったのか終わっていないのか」はっきりしておらず、「これはまだ先に何かあるのでは…」としばらく頑張りましたが特に何もありませんでしたw

増え続ける敵に対してひたすらミサイルを撃ち続けましたが、敵の攻撃の数の方が多く撃墜数を伸ばすこともできなくなりました。

 

しかし、過去から話を時系列順に追ってきてたどり着いた、これが現在の「あるじぇ」の姿であると考えると…。

一気に涙腺に(´;ω;`)ブワッときますね。

この物語は「終わりがない」と気がついてしまうことさえできれば、それはそれで納得できるのかもしれないと思いました。

たまに見える矛盾

いくつかゲームをプレイしていて気になる点がありました。

特に、家をアップデートしなくても敵に負けることがないという点。

 

逆に考えればいつまでも「あるじぇ」の記憶を保持できるということですが、それではこの物語の流れに反しています。

ので、どう頑張っても記憶を犠牲にして家をアップデートしなければならない、と言う状況にした方が自然だったのかなと思いました。

電池の減りの早さと本体の発熱

データの送受信量が多いのか、本体の発熱と電池の減りが気になりました。

放置ゲームなのでゲームに常にはりついている必要がないため、普通に遊んでいる分には問題ないと思います。

広告などを見つつ連続して遊ぶ場合は、多少気になりました。

エンディング後の評価

これは色々なところで似たような意見を目にしましたが、評価時の露骨な課金制…。

(画像はゲーム本編より)

「あるじぇ」を評価してください。という言い方自体は世界観をうまく保っていて感心したのですが、評価をしようとすると支払い画面に飛ぶのはなんとも…。

投げ銭制度にしようとした発想自体は正しいと思いますが、浸っていた気持ちが一気に現実のお財布に引き戻されてしまって少し残念でした…w

 

公式サイトに飛んで、そこから投げ銭…というようにワンクッション挟むだけでもだいぶ違うと思います。

評価まとめ・こんな人におススメしたい!

ゲーム全体としては非常によくまとまっていたと思います!

物語自体は「切ないなぁ…」という感想でしたが、ゲームのレビューでは「号泣しました」という意見もちらほら見られたので、ハンカチを準備しての自宅でのプレイをおすすめします。

 

特にBGMはゲームをプレイしない間もずっと開いていたいほど美しかったので、ぜひ一度聞いてみていただきたいです(‘ω’)ノ

『ICO』が好きな方は、こういった雰囲気が大好きなのではないでしょうか…!

こんな人におススメ
  • 忙しいので手軽にできるゲームを探している。
  • まとめてゲームをする時間が取れないので、放置型のゲームがいい。
  • キレイな音楽に癒されたい。
  • ちょっと切ない話でウルっとしたい。
  • 「ところにょり」さんのシリーズが好き。
ゲーム情報

インストールもこちらからどうぞ。

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『ひとりぼっち惑星』と同じく、他のユーザーののこした「ゆいごん」を集めるゲームです。

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  • Monument valley(モニュメントバレー)

(画像はGooglePlayより)

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静かな雰囲気に浸りたい方にはぜひおすすめです。

 

ダウンロードは以下のリンクからどうぞ

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